お客様に庭の中に樹木がある素晴らしさを伝えていきたい。
四季のある日本での季節の移り変わりを感じてもらいたい。
人が作り出した造形物と自然の樹木の調和がなす素晴らしさをより一層引き出したい。
昔はお客様と植木屋は親戚付き合いというほどの間柄でした。
お客様の庭に入り作業するのですから信頼関係が第一です。
私どもが入ることによって、お客様や庭木が喜んでくれる仕事を目指しております。


木によって鋏の入れる時期が違います。
時期がずれた場合の剪定方法もありますが、木本来の良さは失われ、木に大きく負担をかける場合があります。
木に大きな負担をかけることがないように、木に適した時期に剪定に入るようにしております。


本来、植木屋が入るということは庭が整っていき、落ち着いた雰囲気になっていくものです。
庭造りには、3〜4年かかります。3〜4年後に形が整っても木は成長するので、4〜5年後に大きく剪定して 一回り小さく仕立てます。強剪定をしてもスカスカにならないようにするために、小さな懐枝を育てておき 入れ替えます。
そうすることによって、気の良さを残したまま小さくすることが可能になるのです。


毎年、植木屋が入った後の少しの期間だけ庭が綺麗なのは当然です。
一時的にすっきりした綺麗な庭ではなく、一年を通して美しい庭を作っていく事が植木屋の仕事と考えております。
おおよそ一年間にバランスよく数回、樹木に適した時期に剪定に入ることにより、庭のメンテナンスが行き届き、お客様の小さな問題 にも対処できます。


お客様には、最初に庭の剪定表を作り、お渡ししています。
一年で一番綺麗にしておきたい年末に植木屋が来てくれない、飛び込みの植木屋に頼んで伐採してしまった等といった事が起こりません。
お客様それぞれの庭にあった時期、ご予算に合わせた内容でお客様と一緒に庭造りを行っていきます。
木本来の良さを活かした自然風の安らぎのある庭になるよう心がけております。

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